ロープアクセス技術

ロープアクセス技術について

ロープアクセス技術とは?

 ロープアクセス技術とは、ロープを巧みに操ることにより、あやゆる難所・高所に安全かつ、いともたやすくアクセスする( たどりつく)技術のことです。
 従来、難所・高所での作業は、大掛かりな重機や仮設足場を、コストをかけ、あるいは安全上のリスクを覚悟で使わざる得ない事も多く、作業自体をあきらめることも少なくありませんでした。ロープアクセス技術はこれらの問題を解決し、難所・高所での安全かつ低コストな作業を実現した点で画期的な技術といえます。

ロープアクセス技術の由来

 ロープアクセス技術はもともと、SRT技術という洞窟探検用に欧米で考案・発展してきた技術を改良したもので、ロープを伝って登高・下降やトラバース(横移動)などを安全かつ容易・迅速・確実にこなします。ロープアクセス技術はSRT技術が生まれた欧米などでは、建設関係の業務なでで、以前からごく一般的に使われているようですが、日本においても近年、建設関係を主体に様々な分野で活用され始めています。

普及と必要性

 ロープアクセス技術の急速な普及の要因としては、老朽化して何らかの対策工が必要な構造物が急増している点と、社会情熱的に新たな構造物に更新する経済的余裕がなく、コスト的に有利な対処法が臨まれている点などがあげられます。逆に普及を妨げている要因としては、「危険な作業である」というリスクが大きいのですが、これについても国内では事故例が無く、ロープアクセス技術の先進国といえる欧米などでも事故例は少ないらしいので今後の普及の大きな障害とはなりません。事故例が少ない理由は、技術自体が安全を最優先しているうえに、徹底した安全管理がなされているからと考えられ、通常のスポーツとしてのロッククライミングの危険なイメージとは全く異なります。
 このようにロープアクセス技術は、技術自体は安全を最優先した非常に優れた技術といえます。一方、あくまでも個人個人の高い安全意識によるとこが大きいのは他のどの分野でも同じです。また、安全を最優先したといえ、基本的で重大なミスを重ねた場合には事故は当然起こりえます。安全意識の維持・向上は当然のこと、万全の安全管理体制の下で運用されるべき技術であることは間違いないです。
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